ウツボラ

中村明日美子初のサイコ・サスペンス、描きおろしエピローグ22pを加えて、ついに感動の完結!
誰が『ウツボラ』を書いたのか?謎の死を遂げた美少女「朱」。
入れ替わるように作家・溝呂木の前に現れた、「朱」とそっくりな美少女「桜」。
溝呂木の最新作『ウツボラ』が盗作であることに気づく編集者の辻と、少女の正体を追う刑事達。
それぞれの思惑が絡み合い、物語はクライマックスへ。
「顔のない死体」とひとつの「小説」をめぐる物語。
すべての謎が、いま明かされる――。

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コメント

  1. user より:

    『エロ』ってグロテスクだし、油断するとすごく滑稽なものに成り下がります。

    でも中村明日美子が描く『エロ』は違うのです。

    隙がなく美しい。

    艶かしい描線は冷ややかな感触で、溝呂木の「温かかった」という言葉が際立ちます。

    静謐さの中にある温度の低い狂気。

    謎は謎のまま、読者の共感も拒み、でもそれが魅力の漫画です。

  2. user より:

    1,2巻読み終える。

    購入を躊躇って、本を握りしめていた過去の私に言ってあげたい。

    さっさとレジへ行きなさい!
    (笑)

    なんて凄い引力!

    息つく間も惜しく、夢中で読む。

    謎の真相に追い付きそうで、置いてけぼりをくらい、読み進め、読み返す。

    あっちとこっち。

    主観と客観。

    境目の危うさ。

    真相の解釈は難しいです。

    が、魅力的な登場人物の言動に胸が苦しくなり、凛としたラストに心を持っていかれました。

    本当に読んで良かった。

    ようこそ私の本棚へ(笑)

  3. user より:

    2017/04/20
    一度読んだだけじゃ何も書けねぇよ!
    pt.2
    各々の前に垂れ下がっていた糸を手繰り寄せたり
    引っ張ったり括ったりな二巻。

    時系列が前後してるから難しいんだな?
    考察サイト読んで再度照らし合わせながら読んでしもうたけど、ごっちゃになるorz
    落ち着いて再読したいと思います
    先生が最後の最後で本当の姿を見せてきた時にゃ眩んだ。

    胸のざわめきと鼓動で苦しかった二巻。

    三木桜と藤乃朱(秋山富士子)が報われそうな展開は好きになれなかった、コヨミに情が湧いてしまったので星3。
    面白い本だけど先生を失ったコヨミが可哀想だもの

  4. user より:

    何が真実だったのかもはやよくわからなくなる
    そんなお話
    後味は悪くないけど変なモヤモヤ感が残ります
  5. user より:

    最高のエロ漫画だった。

    エロスを突き詰めると結局はタナトスになってしまうって、たしか写真家のアラーキーも言っていたけど。

    これはたぶん「幸福論」なんじゃないだろうか。

    生の情動と、死の情動。
    追加されたエピローグのラストカットには、この相反する二つを同居させた象徴のシルエットが、強く美しく描かれている。

    ジャンル分けは難しいが、やっぱり端的に「エロ漫画」が相応しいと思う。

    作者の方、見事な完結ありがとうございます。
    至福でした。

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