
島田研の弟分同士であり、ライバルである二人の、白熱の対局――獅子王戦・決勝トーナメント:零VS二海堂戦!
奇策と取れるような手を繰り出す零に対し、あくまでも堅実に正攻法を行く二海堂。
いつだって、そばに居た。
少しでも長く、この時間をどこまでも。
熱すぎる勝負の行方は、果たして…!
そして師である島田は――。
一方「三日月堂」3代目のあかりは、ひょんなことから…三月町に’おいしい’を振りまく大奮闘!
次から次へ、ご近所さんも巻き込みながら予想だにしない展開に!
そこには笑顔と、こみ上げる想いがあって…。


コメント
3月のライオン 17 (ヤングアニマルコミックス)
まず、桐山と二階堂の対局。
もっと読んでいたかったなあ。
将棋は良く判らないけれど。
建築現場におやつの団子や昼飯のカレーを仕出し、カロリー祭りにしてしまうあかりさん。
島田研究会に集まる面々。
此処でもおでんの食いすぎ祭り。
この漫画家さんはこういうの好きなんだな。
島田の冷え冷えとした心象風景と桐山と二階堂の仲の良さが同時に語られるのが何とも凄い。
この後は島田と桐山の対局が待ち受ける。
また首を長くして待たなくては。
あとがきのラストスパートの文句にドキッとする。
桐山君が名人にチャレンジするまで続くんじゃないの。
もっと、ずっと読み続けていたいよ。
3月のライオン 17 (ヤングアニマルコミックス)
今回もほっこりしました。
3月のライオン 17 (ヤングアニマルコミックス)
「結果に腐らなければ、結局どっちも輝くんだ」
「売る方も買う方も双方が笑顔、それがいい商いだ。
逆にどっちか片っぽだけが笑顔ってえのがわるい商い」が金言
3月のライオン 17 (ヤングアニマルコミックス)
その激しい勝負の中で二海堂は、二人の子ども時代からの
歩みと現在へ至る道程を思い起こす。
そう、お前が側に居たから。
ジャックラッセルの如く跳ね回る盤上の動きだって、
好敵手として認め合っていたからこその、対二海堂の零の将棋。
お互いの存在が再認識されて、真の心友、爆誕!
その後のイチャイチャが微笑まし過ぎます。
次いで、あかりさんの幸せ溢れる美味しい物作り。
きっかけやヒントを欠かさず実行してチャンスを?む。
周辺の店まで巻き込み、お客さんと交わす笑顔と笑顔は、
明るい未来へ導いてくれるようだなぁ。
こんなお店が近所にあったら通っちゃうかも。
特に「三日月堂」のおうちのまぜまぜミニカレー、食べたい。
最後は島田八段研究会。
ギャグなメンバーたちの行動の中に、
さり気なく挿入される島田さんのシリアスな過去と現在。
立ち位置を模索する目に写る桐山を人間らしくなったと、
優し気に見つめ、反転した厳しい目で人間なら倒せる・・・と。
次巻の激闘の対局のフラグが立っちゃっているんですけど~。
あと、著者あとがきに気になる文言が。
3月のライオン 17 (ヤングアニマルコミックス)
そして今回は将棋が中心だったので熱く面白かった。
二階堂の思いも、島田さんの妄執も、熱くなるほどにコミカルになっていくこのバランスが絶妙。
今回ほとんど出てない登場人物も多く、この青春群像、どういう結末になるのか、あとがきで作者がラストスパートと言っており、楽しみなようなさみしいような思いで、首を長くして次巻を待つとする。