
島田研の弟分同士であり、ライバルである二人の、白熱の対局――獅子王戦・決勝トーナメント:零VS二海堂戦!
奇策と取れるような手を繰り出す零に対し、あくまでも堅実に正攻法を行く二海堂。
いつだって、そばに居た。
少しでも長く、この時間をどこまでも。
熱すぎる勝負の行方は、果たして…!
そして師である島田は――。
一方「三日月堂」3代目のあかりは、ひょんなことから…三月町に’おいしい’を振りまく大奮闘!
次から次へ、ご近所さんも巻き込みながら予想だにしない展開に!
そこには笑顔と、こみ上げる想いがあって…。


コメント
3月のライオン 17 (ヤングアニマルコミックス)
待ちに待った17巻2023年9月5日発売!
ヒリヒリするような人間ドラマの部分と、
三日月町のバージョンは、ほっこり温かくて美味しそうで!
18巻が待ち遠しい。
3月のライオン 17 (ヤングアニマルコミックス)
その激しい勝負の中で二海堂は、二人の子ども時代からの
歩みと現在へ至る道程を思い起こす。
そう、お前が側に居たから。
ジャックラッセルの如く跳ね回る盤上の動きだって、
好敵手として認め合っていたからこその、対二海堂の零の将棋。
お互いの存在が再認識されて、真の心友、爆誕!
その後のイチャイチャが微笑まし過ぎます。
次いで、あかりさんの幸せ溢れる美味しい物作り。
きっかけやヒントを欠かさず実行してチャンスを?む。
周辺の店まで巻き込み、お客さんと交わす笑顔と笑顔は、
明るい未来へ導いてくれるようだなぁ。
こんなお店が近所にあったら通っちゃうかも。
特に「三日月堂」のおうちのまぜまぜミニカレー、食べたい。
最後は島田八段研究会。
ギャグなメンバーたちの行動の中に、
さり気なく挿入される島田さんのシリアスな過去と現在。
立ち位置を模索する目に写る桐山を人間らしくなったと、
優し気に見つめ、反転した厳しい目で人間なら倒せる・・・と。
次巻の激闘の対局のフラグが立っちゃっているんですけど~。
あと、著者あとがきに気になる文言が。
3月のライオン 17 (ヤングアニマルコミックス)
完全にやられたw
3月のライオン 17 (ヤングアニマルコミックス)
終いにはジャックラッセルに例えられてしまう零には笑うしか無い
ただ、そういうワクワクした一局を作り上げようとするのは二階堂が理解しているように恋人が出来た影響が強いんだろうなぁ…
それを思うとあまり否定できる打ち方ではないんだけど、それはそれとして翻弄される二階堂が大変だ
そう思っていたからこそ、彼の陣地が出来上がり、二階堂がどう打ってくるかを読み切っていたと思わせる盤面が登場したシーンには痺れてしまったよ
二階堂は大いに成長しているし、零も成長している。
でもあの瞬間だけは明確に零の方が上回っていたのか…
好敵手を名乗るには難しすぎる相手を前にして自分の中に渦巻く感情を飲み下してなお諦めずに打ち続けた二階堂の姿は格好いいなぁ…
それはそれとして、ジャック桐山ラッセルに荒らされた二階堂に同情する面々の様子にやっぱり笑ってしまったり
零が大いなる成長と成果を見せた盤面を他所にあかりはあかりでトンデモナイ成果を上げていたな…
彼女が作る料理の数々は文字情報だけでも美味しいのが間違いないと思えるものなんだけど、同時に化け物カロリーだとも理解できる代物。
だから彼女の料理の虜になってしまう人は天国を味わいつつ甘味と塩味が交互に襲い来る無間空間へ連れ込まれるという…
建設現場を中心に一種のオアシスを形成してみせた彼女のビジネスセンスは類稀なるものだね!
しかもこれでご近所さんも参画できるようになってるし、下町ならではの温もりにも満ちている
ていうか、半熟玉子やポテサラとか一口カツが乗ったカレーライスなんて後で絶対公開すると判っていても食べたくなるよ……!
これで将来は甘味屋を営業しようとしているのだから驚きである。
一応、自分でやっている事の誤りに気づいていたけど、結局はハイカロリー食事処に行き着いてしまうような……(笑)
島田って華のあるエピソードは無いけど、それが逆に彼が自らの意志で無限に続く棋士の道を選び続けているとも感じられるんだよね
零と二階堂の対局の結果、ぶつかる事になる零と島田。
けれど島田研究会はギクシャクすること無くいつもの調子。
というか、零と二階堂は「心友」の扉が開いた為にちょっとしたいちゃいちゃ空間を形成しているけども、まあいつもの調子
言うなら島田は若い奔流を目の前にしている。
その若さはかつての自分が置き去りにしたもの。
なのに今はその若い連中の面倒を見て育てている
悩まずに居られない自分の在り方。
それでも彼は次の対局へ向かうわけで
零の成長や変化を喜びつつ、それを見て「倒せる」と感じる彼は人生も生活も対局の一種になっているのではないかと感じさせる圧が在ったよ…
3月のライオン 17 (ヤングアニマルコミックス)
羽海野チカはもうこういうのを一生描いていて欲しい。
羽海野チカのシリアスな展開は、読者でけなく作者のメンタルもゴリゴリに削ってそうで読むのがちょっと辛い。