うつヌケ

著者自身のうつ病脱出体験をベースにうつ病からの脱出に成功した人たちをレポート。
うつ病について実体験から知識を学べ、かつ悩みを分かち合い勇気付けられる、画期的なドキュメンタリーコミック!
(フルカラーバージョン)

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コメント

  1. user より:

    私が常々考えている自尊感情問題とも通ずる部分があった。

    そして、私が自分自身で最近出した結論が、文字として記されていて嬉しかった。

    それは、「自分を否定するものからは遠ざかり、自分を肯定してくれるものに近づこう」というもの。

    体育会出身だとどうしても、「逃げることは弱いこと」、「逃げ癖がついたら一生逃げ続ける」といったなぞのスポコンが顔を出す。
    しかし、それはあくまで自分にエネルギーがある時の話だ。
    元気なときは、放っておいても意欲が湧いてくる。
    壁に対してもなにくそ!
    と立ち向かえる。
    でも、いつもではないのだ。
    心のエネルギーが枯渇しているとき、どんなに自分を奮い立たせようとしても全く動けないときもある。
    思っているよりも私は弱い。
    むしろ、よわよわだ。
    それに気づいて、手放す勇気を持ってから、大分生きやすくなった気がする。

    自分を大切にしてくれる人と過ごすことで、たとえ人から大切にされない出来事があっても立ち直れる。

    むしゃくしゃした時は料理をすると少し気持ちが晴れるのは、簡単に小さな達成感が得られるから。
    何をする気が起きない時も緑がいっぱいの庭でぼんやり座っていると落ち着くのは、大自然の中に身を置くことで過去でも未来でもなく「今」に気持ちが向くから。
    家でただぐうたらして、ねこをなでて過ごす休日が穏やかなのは、自分に身体を預けてくれる存在に安心感を得られるから。

    今まで無意識に自分がしていたことが、根拠を持っていたことだとわかりなんだか嬉しくなった。

    自分の傾向を知って、どんな自分も自分と認めて、ゆるやかに付き合っていくこと。

    「うつの人」と境界線を引くのではなく、誰もが参考になる本だと思った。

  2. user より:

    共感することが多かった。
    うつになる人は真面目で責任感が強い傾向があると知り、自分も気をつけなきゃと思った
  3. user より:

    2018/07/04読了

    まさに自分がこんな状態なので。

    「うつ」の正体はこんなんだよー、と、少し気を和らげてくれるような本でした。

    どうしても暗くて黒くて辛いものなので。

    少しでも楽になれる助言が、いくつかあって良かった。

    読んでから心を見直す勇気が出たというか、難しく考えるなってほかの人が言うよりも説得力があるからね。

  4. user より:

    p.7
    心の奥底にある「こんな仕事は自分には向いていない」という思いにフタをして、「もっと頑張らねば」と自分のハードルを上げてしまうのはNG

    p.12
    メカニズム
    自分に合わない職場で無理して頑張る⇒うまくいかず「自分をきらい」になってゆく⇒きらわれた体(や脳)は心に対して反抗する(「これ以上無理をするな」と体が発するアラート)

    p.13
    ステップ1:ありのままの自分を受け入れる
    ステップ2:○○ねばならないという考えは棄てる
    ステップ3:ネガティブな言葉はやめて自分を褒める
    ステップ4:朝目覚めたとき「自分を褒める言葉」を唱える(アファメーション【肯定的自己暗示】)

    昼間は「顕在意識」が「潜在意識」をブロックする。

    朝起きぬけは「顕在意識」「潜在意識」の境界があいまいなため、そこに「前向きな発言」や「自分が好き」というのを心の中(潜在意識)に刷り込む。

    p.20
    季節の変わり目の寒暖差の激しい時期は気分が落ち込みやすく「うつ」のトリガーになりやすい(3月、5月、11月)
    他にも「ホルモンバランス」「胃の調子」「血行」「体温」などもトリガーになることがある。

    p.95
    うつヌケあるある
    周囲の人から必要とされ、その責務を果たすことで、トンネルの出口が見えてくる

    p.106
    物事をネガティブに考える人は危機回避をしやすく、生き残る確率が高いと人類の歴史から証明されている。

    だからネガティブなのは自分が優秀だからとポジティブに考えるぐらいがちょうどいい。

    p.111
    カウンセリング:マイナスをゼロに引き上げるもの
    コーチング:ゼロからプラスに引き上げるもの

    p.132
    うつになりやすい人あるある
    ・生真面目
    ・気が小さいが前向き
    ・責任感が強い

    うつトンネルの入口あるある
    ・自分がすべて悪いと思い込む
    ・自信を失う
    ・自分が嫌いになる

    うつトンネルの出口あるある
    ・周囲から「自分が必要とされている」ことを感じる

    うつ脱出のあるある
    ・過去のつらさを乗り越え、自分を肯定できる

    p.159
    自分を否定するものからは遠ざかる
    自分を肯定してくれるものに近づく

    p.161
    人間は本質的に「自分が好き」「肯定されたい」「必要とされたい」であり、これに抗うと心が弱る

    うつは誰の心の中にも眠っており、色々な原因により心が弱ってくると出てくるので、上手に付き合うことが重要

    p.168
    本当にヤバいと思ったら仕事を辞める
    全ての苦痛から逃げて正常な心を取り戻す
    そうすればまた素晴らしい仕事がいつだってできる

  5. user より:

    手塚パロ作家だと思っていたけど、プロフ欄を読んでかなりキャリアの長い漫画家さんでした。

    うつ経験者の方が当時を振り返る描写は、見ててつらかった…。

    みんな、トンネルを抜けられて良かったよ。
    抜けきれてない人も、誰かに話せるまでになって良かったよ。

    うつは心の風邪、じゃない、心の癌だ、というのは、なるほどーと思った。

    多分、心の風邪だと表現されはじめたきっかけは、「それくらい誰でもなりうるものなんだから、うつ病になるのはおかしなことじゃないよ(だから怖がらずに病院に行ってね)」という配慮だったのかなーと思うけど。
    風邪くらい大したことないじゃん!
    甘えるな!
    っていう、悪い方に捉えられてしまう可能性もあるもんね。

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