詩歌川百景

穏やかな山間の温泉町を揺さぶる、事件。
老舗温泉旅館「あずまや」で湯守見習いとして働く青年・和樹の頼れる幼なじみ類は、冷静で優秀でお年寄りにもやさしい林田家の「最強の長男」。
そんな彼をおとしめる投書が…!

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コメント

  1. user より:

    独身未婚中年男性の自分が読んでみました。

    今回のこの作品は、人間関係がなかなかドロドロしているのでちょっと読むのにエネルギーが要るなと思っていました。
    なので、3巻が出たことは知っていましたが、なかなか触手が伸びず、のびのびに。
    やっと読み始めたところ、あるキャラクターに没入してしまい、いっきに読了。

    吉田秋生先生は、なんでこんなに人の心の「ひだ」を描くのが上手なのでしょう。
    自分の心情を見透かされているような気がしました・・・。
    倉さんみたいな大人になりたかったのですが、情けないことに今の自分の人生では成熟した大人にはなれそうにありません(涙)。

    4巻を早く読みたくて仕方ありません。

  2. user より:

    お待ちかねの第三巻。
    毎回「ほんっとーにそうだよね~」とうなずきまくりの名言が登場する。
    今回は秋成さんの言葉がしみた。

    「無知と警戒感が限界に達した時、共同体は牙をむく」
    「『政治的な正しさ(ポリティカルコレクトネス)』ってのはきれい事だが、きれい事を言い続けなきゃならない時もあるんだ」
    イナカっていうものをよく知る大人にしか言えないセリフだと思います。
    ほんとそうだよね。

    第12話で浜田さん登場!
    これは嬉しい。
    しかもなんだかすごくカッコイイ役回りじゃないの。
    西野さんを一瞬チカちゃんかと思ったのは私だけじゃないはず。
    あと、よっちゃんのことがちらっと出てきてた。
    「家族で来ててにぎやかだった」とな。
    子どもがいるのかな?うーん、こうなると、シャチ姉のことも知りたくなるなあ。

  3. user より:

    おまえは詩歌川の龍になろうとしたのか
    恋した娘が村の若者と結ばれてしまい
    それでも2人の住む村を
    水害から守り続けたという伝説の龍に

    かなわぬ恋

    それは冷静で優秀な最強の長男にすら
    涙を流させてしまうのか

    いろいろなことがあった夏だった

    おれたちの子供時代の最後の夏が終わる

    年一度の詩歌川温泉郷の若者たちの物語。

    ストレートに恋愛譚ではなく、親戚との確執やら、人としての成長やら、田舎温泉街の生きる道やら、昔ながらの民俗(家ごとの「火送り」と村で行う「送り火神事」との違い)やら、いろいろ重なって、尚且つほのかなユーモアもあり、面白い。

    視点は和樹なのだろうけど、和樹の預かり知らぬ場面も多い。
    そういう意味では映画的創り方。
    早く是枝裕和監督で映画化の「一報」を打ってほしい。
    その時は10年後の浅野すず(広瀬すず)もキャスティングして欲しい。

    母親が詐欺セミナーにかかっているのを「どうしてあんなインチキを信じられるのかわからない。
    理由を教えてほしいぐらい」と怒る類に、診療所の愛ちゃん先生は言う。

    「おそらく本人にもよくわからないと思うのね。
    あえて言うなら、ありえない形のジグソーパズルのピースが、あらまビックリ!
    ぴったりはまっちゃった、みたいな感じ?それは誰にでも起こりうること。
    あなたにも思いもよらないジグソーパズルのピースがあるかもよ。

    ←こういう考え方は初めて。

    でも、なんかジグソーパズルのピースがハマったみたいに納得した。
    危険?

    関係ないけど思いついたので‥‥
    ♪いつかは誰でも愛の謎が解けて
    ひとりきりじゃいられなくなる♪
    by佐野元春「SOMEDAY」

  4. user より:

    善意が人を傷つけること。
    当人に自覚がないだけに厄介だ。

    海街diaryと時々重なることがあるのが嬉しい。

  5. user より:

    登場人物同級生3人組が良いね?
    足湯での語らいとかやってみたいなぁと思った。

    いつまでも友情は続いて、お互いの手を取り合える関係でいてほしい。

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