
雪祈が小さな頃から目標としてきた日本一のジャズクラブ「So Blue」。
病欠ピアニストの代打でそのステージに上がった雪祈は、全身全霊で演奏しようとする。
その結果、「So Blue」での大・玉田・雪祈トリオのライブが実現することに。
すべてが大きく動き出そうとしていたその時――――――――――――――――――大達の日本での奮闘と成長のBG完結巻!
ドラマ化された漫画
雪祈が小さな頃から目標としてきた日本一のジャズクラブ「So Blue」。
病欠ピアニストの代打でそのステージに上がった雪祈は、全身全霊で演奏しようとする。
その結果、「So Blue」での大・玉田・雪祈トリオのライブが実現することに。
すべてが大きく動き出そうとしていたその時――――――――――――――――――大達の日本での奮闘と成長のBG完結巻!
コメント
、に伴い予想もしてなかった展開が。
いや~驚きました。
音楽の世界あるあるなのか、
やはり次ステップへ向かう必要があるってことか。
しかし、辛い場面とあり。
まだまだと思っていた。
だって9巻まで読んでいて、彼らはまだ外国にも行っていない。
地元の「師匠」の巻末インタビューさえも登場していない。
まだまだ登場するべき人物は、10人は下らないから、あと10巻ぐらいは続くだろう。
76話「FIRE WALTZ」はあまりにも突然だ。
私はページをめくるのを已めた。
今、だから、そのままにしている。
暫くページをめくる勇気が持てない。
そしたら、裏表紙を見たら、完結となっていた。
それはないだろ?少し混乱している。
確かに主人公「大」の成功は約束されていた。
ジャズマンは、一生同じバンドではやらない。
いつか雪折のインタビューページがくるのだと思っていた。
そうか、ジャズマンガなのだ。
最後までホントの「音」は聴けない。
少し落ち着いてくる。
想像で、私たちはまっすぐな彼らの人生を、頭の中で組み立てる。
まっすぐ自分の力を信じて頑張る若者を、このマンガで、信じてやるべきなのだ。
雪折は死んだわけじゃない。
ページをめくろう。
そしてめくり始めた。
思った通りだった。
ここまで見てきた私の眼は狂っていなかった。
そして、最後のインタビューはやはり、まさかの、あの「師匠」だった。
そして連載はなんと続くらしい。
「ブルージャイアント シュプリーム」だという。
前回の感想で私は、「漫画大賞の候補になっているけど、大賞を獲るにはまだ早い。
まだ彼らは18歳だけど、早く海外に飛翔させたい。
」と書いた。
間違っていた。
マンガ大賞は、対象作品が8巻位内だったのだ。
前回が数少ないチャンスだったのである。
これは私の推測に過ぎないけど、10巻でいったん締めて、再出発したのは(ソー・ブルーのデビューで日本で大評判を呼ぶ前にあの事故があったのは)、宮本大を無名のままに海外に行かせて、そこでシュプリーム(最高)にさせたい、ひいては次こそマンガ大賞一位を獲らせたいためだったためではないかと思うのである。
もしそうだとしても、私はあざといとは思わない。
あの事故はあざとくはなかった。
あの事故が無くても、私は雪折が死ぬのではないかと一巻前から微かに予感していたのである。
若者たちの真っ直ぐな夢への実現。
その煌めきを、音のない音楽マンガで、私たちは見る。
これからも。
2017年5月12日読了
涙腺緩みっぱなし。
映画とは違う展開。
映画は映画でうまくまとっていたということがわかる。
私もこうありたい、と強く思いました。
ライブシーンはいつも圧巻で、パワフルな音が聞こえてくるようです。
出国ゲートを出た大の一歩先が、とても楽しみです。
海外、行きたくなったなあ。
主人公・大は目指してきた舞台に立ち、さらに別れと旅立ちの時を迎える。
予想された展開と、予想外のドラマがあり、
思わず鳥肌が立つようなページもたくさんある。
聞く人の想像を越える、越えようとするのがジャズであるなら、
この漫画はまさにジャズ漫画。
常に、読者に勝負を挑むようなテンションに満ちている。
それは最終巻でも変わらない。
主人公は安易な感傷には足を取られずに、
ドライすぎると感じるほどに前進を続ける。
それは作者も同じだ。
サイドストーリーだって、豊かに描ける実力のある作者なのだけど、
そこには決して逃げない。
挑戦と実験をやめたら、ジャズじゃなくなる。
ジャズを描いた漫画ではなく、
ジャズであろうとしている漫画、の第1部が終わる。
と、同時に海外編の第1巻も同時発売。
とことん攻めている。
編集サイドも。
その野心と才能と純粋さで、どこまでも行けや。
主人公と作者にそうエールを送りたくなる最終巻だ。