マスタード・チョコレート

文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞作!
朝日新聞書評で絶賛!
元NMB48の山田菜々主演で映画化決定。
人とかかわることが苦手で、いつも孤独感を抱える高校生、つぐみ。
そんな彼女の世界が、美術予備校へ入学してから、ほんの少しずつ変わり始める。
――不器用な心の動きを繊細に描く、少女の恋と成長の物語。
電子版特典のあとがきを収録。

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コメント

  1. user より:

    2012年発表。

    イジメに遭った経験から
    人とかかわることが苦手で、
    いつも孤独感を抱える高校生の
    つぐみ・りんこは、
    美術学校なら
    人と話せなくとも何とかなるだろうと
    美術予備校へ入学。

    愛想がなく
    淡々と絵を描くちょっと変わった女の子が
    様々な人たちと出会い恋を知り、
    少しずつ少しずつ変わっていくストーリー。

    いやぁ~大傑作!

    携帯漫画が元なので
    縦長の長方形のコマ割りが独特だし、

    インパクト抜群で妙に心に残る、
    簡素にして簡潔で
    分かりやすい構図と優しい絵柄。

    これほど愛しくて
    抱き締めたくなるような漫画は
    近年なかった気がします。

    一人でお昼を食べ
    寝たフリをし、
    クラスの中で空気になりきるつぐみ。

    だけど、つぐみのいいところは
    悲壮感などどこ吹く風で、

    下手に媚びて慣れ合ったり
    メソメソ凹んだりはしないとこ。

    股をおっぴろげて
    絵を描いたり(笑)

    授業中誉められているのに
    堂々と寝ていたり、

    歯でガジガジかじったような
    不格好な鉛筆を使っていたり。

    そんな彼女を
    何故だか気になって仕方ない
    若くてイケメンの矢口先生。

    だけども
    愛されることを知らないつぐみは
    わざと嫌われるようなことを言っちゃたりするんですよね~(泣)(T_T)

    また矢口先生の悪友の
    チャラい教師仲間や、

    好きな音楽繋がりから
    初めて男友達となった
    世捨て人の学生・浅野くん、

    お馬鹿なギャルだけど
    凛としたつぐみに憧れる
    マリという女の子など、

    暖かいサブキャラがまた
    いい味わいなのです(^O^)

    自分が一番惹かれたのは
    初めてつぐみが笑うシーンと、

    音楽ライターは
    誰も評価しないアルバムを
    つぐみは
    最高のアルバムだと思って
    愛しそうに聴きいるシーン。

    流行りに流されず
    自分の好きをちゃんと持って大事にする姿勢に
    胸がきゅい~んとなる♪

    自分の好きなバンドのCDジャケットをデザインするために
    大学に入って頑張ろうと決意するつぐみ。

    果たして彼女の受験は?

    恋の行方は?

    自分が好きになれず
    アイデンティティに悩む
    すべての人に読んで欲しい、

    暖かでクスリと笑えて
    少し切ない、
    まったく新しい形態の漫画です(^_^)v

    なお、ソニー・デジタルの携帯サイト
    「ヒトコト」で
    最新作の
    『あんずのど飴』が
    読めますよ♪

  2. user より:

    私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
    のもこっちと紙一重。

    唯一違うのはもこっちは「暗くて孤独」だけど津組倫子さんは「無口で孤独」

    美大を目指して塾と学校を掛け持ちして一生懸命頑張る様子を描いた恋愛漫画。

    そう、こいずみまり先生の「ジンクホワイト」っていう作品と基本は同じ。

    同じだけどこちらの方が登場人物の喜怒哀楽がストレートに伝わってきて読みやすい。

    登場人物は倫子、マリ、美桜、真吾、浅野君、矢口先生の6人しかおらず
    元々携帯コミックなのでコマ割りも全て同じサイズの長方形だし
    キャラクター造形もシンプルの極みなのに読み応え抜群ったらありゃしない。

    漫画は作画じゃない、シナリオだ。
    と再認識させられる作品でした。

    美桜ちゃんが凄くいいのだわ。

    この子がいなかったら倫子の学校生活は確実に破綻していたね。
    友達って大事。

  3. user より:

    ひとりぼっちの女の子の心がゆっくりと少しずつ溶解していく書き方はもどかしいけどすごく丁寧でよかった。
  4. user より:

    美大を目指し、予備校に入る孤独が日常の「つぐみ」。
    そんな彼女の世界が、ゆっくり広がってゆくお話。
    真っ白なキャンバスに、淡々と色が重ねられて、それが次第に意味を持ち、最後にはちゃんと絵になってゆくような、そんな読後感でした。
    自分でいうのもあれですが、いわゆるサブカル系の方たちの共感度がすごく高いと思います。
    高校生の時に読んでいたら新しい環境に飛び込みたくなる衝動が抑えられなくなっただろうし、そんな時期を経て読むからこそ、あの自意識で混沌とした時期を懐かしんでしまうような。
    「ここでは何となく生きにくい」と一度でも思ったことがある人に勧めたい1冊です。
    良い意味で単調な作画も、世界観をより引き立てていると思います。
  5. user より:

    ジャケ買いでしたが大当たり!

    ずきずきしたりきゅんとしたりの気持ちが
    たくさん詰まった作品

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