
明治十年晩秋、東京府新吉原に現れた志々雄真実と二人の部下。
初めて結集される十本刀が交戦する相手とは…!
駒形由美や十本刀との邂逅を描いた、志々雄真実の組織旗揚げの物語!
※本電子書籍にはマンガ・小説・キャラクター解説が含まれております。
1ページ毎の画像表示となるため、小説部分も含め、文字サイズ等の設定を変更することができません。
ご了承ください。
映画化された漫画
明治十年晩秋、東京府新吉原に現れた志々雄真実と二人の部下。
初めて結集される十本刀が交戦する相手とは…!
駒形由美や十本刀との邂逅を描いた、志々雄真実の組織旗揚げの物語!
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コメント
漫画+小説
新吉原を舞台に漫画は志々雄と由美の出会い、小説は方治中心の同軸のお話で、本編を補完するような内容だったのが良かったです。
個人的には小説での方治の人間味、切ない結末が印象的で、このお話を読んで方治が好きになりました。
同じプロットで漫画と小説を描く…面白い試みだとは思いますが、漫画にして70Pほどの内容で、映画にあわせて本一冊出すのは少々性急な気がしてならなかったのが正直な所。
というのも、同じ事件を志々雄&由美の視点で描く漫画版、方治の視点で描く小説版、それぞれ他方にしか無い情報を元に話が進んでいる部分があり、「それぞれ別個の味わいを持つ」というよりは「相互補完で一本の物語になる」という所が気になったかなぁと(漫画版では、華火の持っていたボタンに関するあたりが絵として伝わりづらかったり、小説版では一ヶ瀬の”予行演習”がどこにもつながらなかったり…)。
ただ、十本刀のキャラ立てや、彼らに対する方治の評価あたりは面白かったです。
剣心と戦う前の前日譚なので強い相手を用意しにくいとしても、流石に敵役が雑魚過ぎるんですよねぇ…。
ともあれ、由美が志々雄につき従う…というか惚れる理由については納得のいくエピソードになっているかと。
壮絶でしたからねぇ…あのシーンは。
俺も好きです。
見た目の印象とは裏腹になかなか感情表現が豊かで、それが志々雄の組織自体の魅力につながっている。
そういった意味で、京都編が他と比べて評価が抜けて高いのは志々雄だけでなく方治が居てこそだったのだろうなと今改めて思う。
特にラスト近くの志々雄と由美のやり取りにシビレました。
また、表題作に加えて小説が収録されており、内容は漫画と同時期の時系列なのですが、志々雄の参謀である方治の視点からの内容になっており、由美の妹分である華火(はなび)が亡くなったことに対する喪失感や十本刀への尊敬などの心情が分かり、なかなか良かったです。
しかし、できれば、漫画と小説を一緒にせず分けて出版したほうが良かったのではないかと思いました。