
【少女漫画を愛する、すべての人へ!
】『ベルサイユのばら』、『ガラスの仮面』、『パタリロ!
』、『あさきゆめみし』、『おしゃべり階段』… 私たちのそばには、いつだって’少女漫画’があった――…!
松田奈緒子が贈る、名作少女漫画5作へのリスペクトが込められた、愛情たっぷりのオムニバスストーリー!
映画化された漫画
【少女漫画を愛する、すべての人へ!
】『ベルサイユのばら』、『ガラスの仮面』、『パタリロ!
』、『あさきゆめみし』、『おしゃべり階段』… 私たちのそばには、いつだって’少女漫画’があった――…!
松田奈緒子が贈る、名作少女漫画5作へのリスペクトが込められた、愛情たっぷりのオムニバスストーリー!
コメント
20代30代の女性が共感を得る話が多いかもしれません。
漫画との関連がないのが惜しい『パタリロ!
』編をのぞき、シャープな話の運びといい、ほろ苦い味わいといい、男性の読み手をも満足させるだろう短編集。
『ベルばら』編に出てきた、おそらく作者の分身であろう漫画家“俵あん”が最後に再び登場する。
松田奈緒子の絵柄はやや雑で省略が効いたユニセックスな雰囲気。
華麗な絵柄の昔ふうの少女漫画と松田の作品はかけ離れているよね?と思っていた読者に、すとんと胸に落ちる回答をくれる。
特に、俵あんが、おそらく「ジャンプ」あたりの売れっこ少年漫画家に啖呵を切るシーンは痛快!
一時はバカにしていたベタな少女漫画に自分の原点を見いだしたのだろう、松田の心の道のりに共感する。
最初にやったもの勝ち。
ネタにされた大御所の許諾をすべて取っているところがいいなぁ。
(日本で漫画がここまで発展したのは、多くの一流クリエイタが、自身の作品の権利関係に寛容だったことが大きいと思う。
最近、TPPでアメリカが著作権に関して杓子定規なことを言っているから、ちょっと心配)
これは読まなくちゃね。
下敷きになっている作品は自分も思い入れのある名作揃い。
作者のマンガ愛がつまっていて、どれも楽しい。
惜しむらくは絵がちょっと…。
「重版出来」ではかなりうまくなっているんだということがわかった。
『ベルサイユのばら』が好きな派遣社員は、正社員を目指しながら漫画にどっぷりつかってあるとき搾取される側だと気付いて生まれ変わろうとする。
とかね。
出てくる漫画は、『ベルサイユのばら』『ガラスの仮面』『パタリロ!
』『あさきゆめみし』『おしゃべり階段』『少女漫画家たち』(最後は違うか?)