夕凪の街 桜の国

昭和30年、ヒロシマを舞台に一人の女性の小さな魂が大きく揺れる。
最もか弱き市井の人たちにとって戦争とは何だったのか、原爆とは何だったのか。
こうの史代が描く渾身の問題作。

レビューを見る

購入・お申し込みはこちら

コメント

  1. user より:
    夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

    2019/06/25

    広島、原爆、戦争
    こうの史代さんのやわらかい絵でも
    なぜかひんやりとした空気はそこにあるわけで

    反戦とかそういうのではなく、ただ
    そういう事実があった ということを
    ひしと感じる本でありました。

  2. user より:
    夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

    『この世界の片隅に』を読了後すぐに本書を読む。
    大きく3つの時代に分けて描かれているが、どれも原爆の被害を被った広島の人々、特に原爆症とそれに対する偏見に苦悩する人々を切なく描く。
    原爆投下から10年後の皆実が生き、そして死んでゆく世界。
    昭和62年、平成16年の物語では皆実の弟・旭が育んだ家族も、被爆二世として苦しんでいる様子が伝わってくる。
  3. user より:
    夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

    そこここのブログで話題に上がっていたため気になり購入。

    声高ではないが心に染み入る物語。

  4. user より:
    夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

    「その〈週間ポスト〉に北野武の(東日本大震災についての)インタビューが載っていた。

    “「二万人が死んだ一つの事件」じゃなくて、「一人が死んだ事件が二万件あった」”」
    (桜庭一樹『本のおかわりもう一冊』より)

    この漫画は、まさにその、死んでしまった“一人”の視点からヒロシマを描いている。

    原爆投下は戦争という、国と国、体制と体制、思想と思想の対立の末の大きな犠牲であるけれども、それはすなわち、遠い異国の名も知らぬ人間に、訳の分からぬ理由である日突然だれかが殺されたという「事件」がたくさん在ったということである。

    たくさんの人が死んでしまったという表現では生温い。
    “一人”の人が死んだ事件が、事実が、その日、たくさん在った。
    その“一人”はたまたま隣にいた人だったかもしれないし、もしかしたら私だったかもしれないという恐ろしい事実が。

    嬉しい?
    十年経ったけど
    原爆を落とした人はわたしを見て
    「やった!
    またひとり殺せた」
    とちゃんと思うてくれとる?
    (p.33)

    2013.05.13

  5. user より:
    夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

    映画版がなかなかの佳作だったので、衝動買い。
    正直、映画版の方が感動出来た。
    肝心なところで曖昧な描写に終始していて分かりにくい構成になっているのが、とても残念な気がした。
タイトルとURLをコピーしました