リバーズ・エッジ オリジナル復刻版

死と暴力と愛死もセックスも愛もすべて等価な透明の「無」のなかで再生される、私たちの新しい「リアル」岡崎京子の最高傑作として世代を超えた感動を呼ぶ名作。

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コメント

  1. user より:

    岡崎京子の代表作であり映画化もされた「リバーズ・エッジ」のオリジナル復刻版。

    前に読んだのはいつかが思い出せないが、再読してみて思うのは、我々が想像し得るレベルの惨劇はどこかで必ず起こるが、我々はその全てを知覚できるわけではない、ということだ。
    であるがこそ、人間は狂わずに生きていくことができる。
    ドブ川のほとりで白骨化した死体の死の理由を知らなくても、日々の生活は流れていくように。

    せっかく復刻版を買ったので、ぜひ繰り返し読みたい。
    というか恐らく読み続けるのだろうということを改めて確信している。

  2. user より:

    何度読んでもすごいな。

    観音崎君、山田、吉川こずえ、田島さん、ルミちゃん、ルミちゃんの姉はそれぞれ何か重いものを抱えている。
    主人公若草ハルナは彼らを見る。

    ルミちゃんがおかしくなった後の、「あたし達は 何かをかくすために お喋りをしてた」というのが本当だなと思った。

    あとは「平坦な戦場で 僕らが生き延びること」。

  3. user より:

    ”平坦な戦場”ってものすごくしっくりくる言葉だな。

    学校でくだらないお喋りをして、なんとなく恋人を作ってみる。
    平坦な毎日だけど、毎日が戦い。

    生き延びるために、何かを探したくて死体を宝物にしたり。

    ギリギリのところで保たれてた何かがふいにぷつっとキレる瞬間が恐ろしかった。
    それもいつか忘れてなかったことになるけど、戦いは終わらない。

    登場人物みんなの心情が描かれていて、誰かしら、または全員に共感できるはず。

    読後の気持ちは重い。
    そしてうまく言えないけど、岡崎京子さんの作品を読んだ後の、漫画の登場人物たちはどこかで生きていて、わたし自身も間違いなく今戦いながら生きているんだと思えるこの感覚が好き。

    (わけわからない感想でごめんなさい)

  4. user より:

    キャラクターがみんな狂っていて、彼らの体液、工場からの汚染で汚れた河川のそばで彼らはどんどん毒気をすって、狂っていく。
    このぐちゃぐちゃさがたまらなく好きです。
    今夜もう一回読みます
  5. user より:

    実写映画化を前に初めて読んだ。

    90年代エッセンスが詰め込まれてるのに、古さをあまり感じなかった。
    中高生の頃の私がリアルタイムで読んだら刺激が強すぎたかもしれない。

    二階堂ふみと吉沢亮の実写化、俄然たのしみになってきました。

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