アンダーカレント

ほんとうはすべて知っていた。
心の底流(undercurrent)が導く結末を。
夫が失踪し、家業の銭湯も手につかず、途方に暮れる女。
やがて銭湯を再開した女を、目立たず語らずひっそりと支える男。
穏やかな日々の底で悲劇と喜劇が交差し、出会って離れる人間の、充実感と喪失感が深く流れる。
映画一本よりなお深い、至福の漫画体験を約束します。
「今、最も読まれるべき漫画はこれだ!
すでに四季賞受賞作で確信していたその物語性と演出力に驚く。
豊田徹也は心の底流に潜む、なにかの正体を求めるように静かに語る。
」――(谷口ジロー)

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コメント

  1. user より:
    アンダーカレント アフタヌーンKCDX

    突然、夫が失踪してしまう。
    わかりあっていたようで、何もわかってないことって、あるんだなって思うと、切ないです。

    他者理解が不可能っていうところもあるけど、ラストのシーン彼女の優しさに泣きそうになる。
    「さよなら」って本当に「さよなら」なんだって思って、そういう「さよなら」って現実にあるんだよなっていうのが、切なくてどうしようもなかった。
    でも好きだな。
    どろどろしてなくて、前向きな肯定で終わるから。

  2. user より:
    アンダーカレント アフタヌーンKCDX

    質の高い表現方法もさることながら、作者が30代半ばまでサラリーマンやってたというのも驚き。
  3. user より:
    アンダーカレント アフタヌーンKCDX

    何となく読んでたらいつの間にか終わってた。

    って感じ。

    夫婦も所詮他人何だからわからない事だらけだよねってお話。

  4. user より:
    アンダーカレント アフタヌーンKCDX

    丁寧で奥深い何度も読みたくなる作品。
    ただ優しいだけの物語ではなく、その人のささやかな優しさを表現するためにコマ割りや演出にかなり気を使っていて作り手の作品に対する本気度が伝わってきます。
  5. user より:
    アンダーカレント アフタヌーンKCDX

    漫画を褒めるのに映画的文学的というのはどうかと思うが、どうしてもそのフレーズが浮かんでしまう。

    すなわち行間がある。
    コマとコマの間に、描かれていない人物の表情があり、それが読み手に降りてくる。

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