夕凪の街 桜の国 映画化された漫画 2023.08.27 昭和30年、ヒロシマを舞台に一人の女性の小さな魂が大きく揺れる。最もか弱き市井の人たちにとって戦争とは何だったのか、原爆とは何だったのか。こうの史代が描く渾身の問題作。 レビューを見る 購入・お申し込みはこちら
夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス) 原爆投下から10年後の広島に住む女性の物語と、次の世代の物語が優しいタッチの絵柄で描かれている。 「夕凪の街」のラスト空白のシーンの皆実の独白が刺さる。読んだ後しばらく放心してしまった。原爆の爪痕は、普通に生きて、普通に恋愛して、幸せになる権利すらも奪ってしまうものなのか。短い話だけど、いつまでも心に残る作品だと思う。 父親が戦後の広島生まれだ。広島の祖父母がいて、父母がいて、今の自分がいるのだと思うと、何だか生きてるだけで幸せだなと思えた。
夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス) 『この世界の片隅に』を読んだ後に読みました。描かれたのは、『この世界の片隅に』よりも前のようですが、『この世界の片隅に』のエピローグ的な時間軸の話です。 広島や原爆の話は、日本人であれば誰しも学校で教わりますが、本当に「知っている」かと言えば、疑問があります。 「あとがき」に書かれているように、広島以外に住んでいる人や、広島にいても身近でない人にとっては、それは「よその家の事情」だったと思います。私自身も、今までの人生で関わることはなかったので、実際に他人事でした。 しかし、世界の中で見た時、日本人として、唯一の被爆国の住人として、それは知っておくべき物語だと思いました。 特に、原爆が落とされて何年も経ってから始まる物語もあります。 本作品としては、『この世界の片隅に』よりも前に描かれていることや、ボリュームも少ないことから、日常の風景やストーリーの描き方としては、若干、『この世界の片隅に』の方がよい気がしました。 それでも、「夕凪の街」と「桜の国」の関係や、人間一人のどうしようもなさなど、「社会」の中で生きる人間が「世界」と直面した時の体験が伝わってきます。 日本人であれば、『この世界の片隅に』と合わせて読むべき本だと思いました。
コメント
夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)
キュウッてなる本
戦争は終わった後も
日常に潜み続ける...
夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)
「夕凪の街」のラスト空白のシーンの皆実の独白が刺さる。
読んだ後しばらく放心してしまった。
原爆の爪痕は、普通に生きて、普通に恋愛して、幸せになる権利すらも奪ってしまうものなのか。
短い話だけど、いつまでも心に残る作品だと思う。
父親が戦後の広島生まれだ。
広島の祖父母がいて、父母がいて、今の自分がいるのだと思うと、何だか生きてるだけで幸せだなと思えた。
夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)
ヒロシマについて考えさせられた。
そろそろ終戦記念日だなぁ……
夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)
描かれたのは、『この世界の片隅に』よりも前のようですが、『この世界の片隅に』のエピローグ的な時間軸の話です。
広島や原爆の話は、日本人であれば誰しも学校で教わりますが、本当に「知っている」かと言えば、疑問があります。
「あとがき」に書かれているように、広島以外に住んでいる人や、広島にいても身近でない人にとっては、それは「よその家の事情」だったと思います。
私自身も、今までの人生で関わることはなかったので、実際に他人事でした。
しかし、世界の中で見た時、日本人として、唯一の被爆国の住人として、それは知っておくべき物語だと思いました。
特に、原爆が落とされて何年も経ってから始まる物語もあります。
本作品としては、『この世界の片隅に』よりも前に描かれていることや、ボリュームも少ないことから、日常の風景やストーリーの描き方としては、若干、『この世界の片隅に』の方がよい気がしました。
それでも、「夕凪の街」と「桜の国」の関係や、人間一人のどうしようもなさなど、「社会」の中で生きる人間が「世界」と直面した時の体験が伝わってきます。
日本人であれば、『この世界の片隅に』と合わせて読むべき本だと思いました。
夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)
柔らかく表現されていて凄いと思いました。
著者の絵の力に救われます。