
ミステリアスな魅力でトップスターに上りつめた‘りりこ’。
だが、りりこには知られてはならない秘密があった。
まばゆい世界の陰で、恐るべき事件と人々の思惑が絡みあい始める――。
豪華キャストとスタッフで実写映画化。
第7回文化庁メディア芸術祭・マンガ部門優秀賞&第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作品。
鬼才・岡崎京子の、世紀を越えた傑作!
実写化された漫画
ミステリアスな魅力でトップスターに上りつめた‘りりこ’。
だが、りりこには知られてはならない秘密があった。
まばゆい世界の陰で、恐るべき事件と人々の思惑が絡みあい始める――。
豪華キャストとスタッフで実写映画化。
第7回文化庁メディア芸術祭・マンガ部門優秀賞&第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作品。
鬼才・岡崎京子の、世紀を越えた傑作!
コメント
マネージャーの女の子とその彼氏が墜ちていく感じもいいし、
御曹司の御坊っちゃん夫婦もすごくよい。
映画は絶対観ないけどたぶん酷いんだろうな。
周りがうらやむような生活 ≠ 幸せ
http://www.tv-aichi.co.jp/bp/wadatti/?p=8672
そこで出会ったのだが、面白かった。
どうしても映画の沢尻エリカの顔が浮かんで来てしまうのだが、それもまた良い。
ストーリー展開には驚かないのだが、登場人物の個性が素晴らしい。
「自然体で」「私らしく」「ありのままで」なんて、最近よく聞く耳ざわりのいい、でもどこか空虚なコトバも、岡崎京子にかかれば一刀両断だ。
「バーカ!
なわけねーだろ!
」
「あたしがどんな思いで 今の体重をキープしてるか」
「お腹すかせて目が冴えて眠れなくて スイミン薬飲んでも眠れないとか」
「どんだけ時間とお金をかけて この白い肌を守ってるかとか」
「あんたたちに分かってたまるもんか!
」
りりこは自分が使い捨ての商品だということを知っている。
しかも消費期限は恐ろしく短い。
身も心もぼろぼろになりながら、それでも彼女はチキンレースから降りようとしない。
誰よりも優れた商品であるということ以外に、自分の存在価値を見いだせないからだ。
破滅につながるレースと分かっていても、まずそこで勝ってみせないことには、人格すら認められないのが世の常だからだ。
もっとも勝ったからといって、心の平穏が得られるわけではない。
いったん勝った者には、次は「勝ち続ける」という、さらに困難な課題が待ち受けている。
麻田検事のように、最初から他人の評価など気にしなければいいのかもしれない。
けれど凡人にはそれが何より難しい。
だからフツーの女の子たちは、「勝ちたい」と「ありのままで」の間を、ヘトヘトになりながら行ったり来たりする。
いよいよ疲れてくると、「ありのままの自分で勝ちたい」なんて虫のいいことを考えてしまったりもする。
その点、良くも悪くもりりこは潔い。
そんな甘ったれた考えは微塵も持っていない。
「生まれたときに決定されたもの? そんなの踏みつぶしてやったわよ」
「びしょぬれの同情なんかいらないもの
だとしたら無視されるか 笑いものになった方がましよ」
そう言い切るりりこの覚悟は痛ましいが、どこか爽快でもある。
読み進めていくうち、いつしか彼女に声援を送っている自分に気づいた。
つまるところ、私たちみんな、誰でも少しは「りりこ」なのだ。
妄執のために虎に変身して山奥に引きこもった男の話があるが、現代日本の女の子たちはココロに虎を棲まわせたまま、なんにも知らないような顔をして、クレイジーな日常を生きていかなくてはならない。
麻田検事が言うように、「この街はちっちゃなタイガー・リリィでいっぱい」なのだ。
これを読む限りは映画見なくても良いかな?というのが感想。
マスコミの情報しかしらないのでもちろん誤解はあるだろうけど、主人公のリリカってまさに沢尻エリカのままな気がする。
もちろん全身整形をしているっていうことではなく、感情面とかの話です。
この作品は岡崎京子さんの作品だけど、安野モヨコさんは昔岡崎さんのアシスタントをされていたようで、素人目ですが、絵の雰囲気が似ているような感じがしました。
そういった意味では”働きマン”好きだったので、懐かしい感じがして良かったです。